近年、マスコミやメディアでも取り上げられることの多い「相続トラブル」。遺産分割や相続税、贈与税などなど…、普段の生活では耳にすることも少なく、「うちは大丈夫だから」と思っていたら、家族間での「相続争い」や、「相続登記漏れ」や「多額のタンス預金」などによる相続税の申告漏れなど、後から苦労するケースも多々あるという。
- そこで厚木市旭町に事務所を構える「税理士法人SaNo」の佐野良太税理士に、相続について話を伺った。
亡くなる前の準備「終活」が大切
厚木市役所で行われる税務相談にも参加する佐野税理士。そこでは「相続」に関係する相談で訪れる方が圧倒的に多いという。
「相続の相談に関しては、急な不幸で不安な方、憔悴してしまい何をすれば分からない方も多くいらっしゃいます。また生前には相続について話しづらい場合もあります。しかし、【遺言書】をはじめ、家族で話し合うなど、生前の準備が一番大切な事となります」と佐野税理士は言う。
相談者に寄り添い専門的な知識で解決へ。
同事務所では、相談者の不安を解消するために「専門的な知識」で相続をサポート。
これまでにも相続に関する相談を受けてきた佐野税理士、「相続税の基礎控除はあっても、土地や家屋などを含むと超えてしまうこともあります。生前贈与などを行うことで税金面でメリットがある場合もあります」と話す。
経営の「よろず窓口」として、各分野の専門家と連携
相続だけでなく、税理士は「税の専門家」として、企業や個人事業主の「確定申告書」や「青色申告承認申請書」、税務署などに提出する書類を作成。税の面から経営をサポートしてくれる。
税理士法人SaNoは、先代が地元厚木で開業して25年。地域に根差し、企業からの信頼も厚く、納税者側に立った丁寧なサービスを心掛けている。「一般的に厳しいと思われがちな税理士ですが、私たちは企業の方々と連携し、いつでも気軽に相談できる環境づくりを大切にしています」と佐野税理士。
また、税に限らず何でも相談できる、経営の「よろず窓口」となるように、司法書士や弁護士、行政書士等の士業と連携。「とりあえず困ったら相談しよう。そう思ってもらえる税理士になりたい」これまで多くの企業を見てきた経験を生かした相談で顧客に寄り添う税理士として活動を続けていく。
▲子どもの頃から、今も社会人チームでサッカーを続ける。手に持つユニフォームは、大学時代のサッカー部の仲間でビーチサッカーの日本代表を務める友人に、仕事で再開した時にから頂いたもの。