連載コーナー【16】 横浜とシュウマイと私 「『辛子』の奥深き世界」

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令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも? 

 私はシュウマイをより楽しむために、定番の「醤油+辛子」以外を試すことを各所で提案してきました。一方で、矛盾するようですが「醤油+辛子」という定番を突き詰めるのも、シュウマイの楽しみを深める方法の一つだと思っています。

 なかでも「辛子」の世界は奥が深い。そもそも、辛子はある意味シュウマイと同様に、日本人にとって当たり前の調味料だけど、同列に語られがちなわさびや唐辛子、最近ではコチジャンや柚子胡椒などに比べて、メディア等で話題になることはほとんどなく、事実私も昨年発行した『シュウマイの本』のコラムで取り上げるまでは、辛子に注目することはありませんでした。

 辛子は主に「和がらし」「洋がらし/マスタード」「粒マスタード」などに区分でき、原料は基本的にからし菜の種子ですが、その種類や製造方法の違いにより、味わいや香り、風味が変化します。また「和がらし」には「粉がらし」タイプがあり、水やぬるま湯、お酢などを混ぜて作る手間はかかりますが、その配分や温度を工夫することで、独自の「マイ辛子」ができます。私も余裕がある時は、シュウマイによって辛子を使い分けたり、粉がらしをアレンジしたりします。そうすると、シュウマイの個性が一層際立ったり、時には別の魅力に出会えたりします。

 お店の辛子に注目するのも面白いです。辛子の特徴で、その店のシュウマイへのこだわりが予測できるかも?

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住所

神奈川県横浜市中区

公開日:2022-05-26

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