水質・環境・安全性など認証基準達成!”青旗”掲げ海開き @逗子海岸

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水質・環境・安全性など認証基準達成!”青旗”掲げ海開き @逗子海岸
海開き式で桐ケ谷市長(左)と菊池理事長

 逗子海岸が7月1日、海開きした。式典では認証取得したブルーフラッグの掲揚も行われ、海岸組合の菊池千春理事長は「これからもきれいな逗子海岸を守っていくために、精一杯努力していきたい」とした。

 ブルーフラッグとは、国際NGOのFEE(国際環境教育基金)が実施するビーチ、マリーナ、観光ボートを対象とした世界で最も歴史のある国際認証制度のこと。水質や環境教育と情報、環境マネジメント、安全性・サービスの4分野、33項目の認証基準を達成すると取得ができる。毎年審査が行われるのも特徴で、ビーチにおける持続可能な発展が目的。SDGs(持続可能な開発目標)の全てのゴールに関連しており、その達成に大きく寄与するものとして、世界各国でプログラムが実施されている。

 7月2日には、ブルーフラッグ認証取得記念シンポジウムが逗子文化プラザなぎさホールで開催された。

 当日は、逗子海岸の認証取得をサポートした一般社団法人日本ブルーフラッグ協会代表理事の片山清宏さんが登壇。概要や意義を話し、逗子市広報大使の石原良純さんも駆けつけた。石原さんは「子どもの時は逗子海岸はもちろん、マリーナの岸壁で魚をとって遊んでいた」と回顧。夏の湿気のある暖かい風が海から吹くと、披露山や桜山の上に雲ができるのを見て興味を持ち、「気象予報士を目指すきっかけとなった」とした。史上最速での梅雨明けにも触れ、「明らかに異常。きれいな海を守るのは、ぼくらの役目」と話していた。

逗子市広報大使の石原良純さん

 逗子海岸営業協同組合の勝田康司常務理事は水質調査で一度も基準を下回らなかったことを紹介。また、ブルーフラッグ取得を契機に企業からの商品協賛があったとし、逗子海岸のブランディングや価値を高めていくうえで、重要であることを示した。「海でつながる人・まち・未来」と題し、パネルディスカッションも行われ、地域住民らが主体的に取り組むためにできることについて議論を深めた。

開催日

2022年7月1日(金)~2022年9月4日(日)

住所

神奈川県逗子市逗子海岸

公開日:2022-07-08

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