はだの歴史博物館(堀山下380の3)第二企画展示室で12月25日(日)まで、企画展「鎌倉時代の秦野」が開催されています。
開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)。入館無料。
年間通し、定期的に企画展を実施しているはだの歴史博物館。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で鎌倉時代が脚光を浴び、舞台となる地域の歴史に関心が高まっていることに着目し、この時代の秦野をテーマに実施します。
資料・史跡から解説
展示では、ドラマに登場する歴史上の場面や人物と秦野との関わりを、『吾妻鏡』などの文字史料から解説。相模国で一大勢力を持っていた武士団であり御家人だった「波多野氏」の源氏や鎌倉幕府との関係性や、当時の情勢、三浦義村との関わりなども資料から読み解きパネルで展示しています。
また、遺構の規模などから在地領主の館であったと推察されている東田原中丸遺跡(現・田原ふるさと公園)で出土した遺物など原資料もガラスケースに展示。他にも、東田原中丸遺跡内にある秦野市指定史跡「源実朝公御首塚」や波多野城址、源実朝の念持仏という伝承を持つ秦野市重要文化財「金剛寺木造阿弥陀三尊立像」の説明、同寺所蔵の源実朝坐像展示など、市内の伝説や関連史跡などを紹介しています。
問合せは、はだの歴史博物館【電話】0463・87・5542へ。