着られなくなった子ども服などを譲り合う
子どもが着られなくなった洋服などを譲り合うイベント「おゆずりパーク」が10月29日午後3時から、南太田4丁目の高架下にある夢学童保育向かいの「子どもの遊び場」で行われる。保護者の声をヒントに、学童が児童と協力して企画したもので、環境保全や地域交流が目的。
「買った服がすぐに着られなくなる」保護者の声から発案
同学童はコロナ禍前は、地域住民を迎え入れたイベント「あきまつり」を開催。本やおもちゃの販売、飲食、ゲームの模擬店が並び、多世代交流の場を提供してきた。
コロナ禍に入り、飲食を中心としたイベント開催が難しい中、密を作らない方法で地域を盛り上げる企画を練った。子どもの成長によって、買った服がすぐに着られなくなってしまうという保護者の悩みをヒントにイベントを思索。服の廃棄による環境負荷の軽減につながり、子どもと親がコミュニケーションを図る機会になると考え、子どもが着られなくなった洋服や靴を譲り合う「おゆずりパーク」を6月18日に初開催した。
地域住民も参加可能
6月は夢学童保育の関係者だけで行ったが、10月29日は地域住民も参加可能。学童に通う子どもの保護者が集めた子ども服や靴、バッグ、本などを出品し、無償で提供する。ハロウィーンの仮装をした人に菓子のプレゼントもある。問い合わせは夢学童保育へ。