宮崎町内会(都倉建藏会長)と宮崎台小学校が共同管理する畑で11月4日と5日、サツマイモ掘りが行われた。
4日には小学校児童が収穫。5日は同町内会の子ども会が芋を掘った=写真。参加していた當山れいさん(同小5年)は「ツルを切るのが大変で疲れたけれど楽しかった」と笑顔を見せた。
サツマイモは今年6月に植え付けた紅あずま、紅はるか。もう一種の紅ほっこは、高度成長期の宮前区で工員として働き、地元山形に帰り農園を営みながら町会議員を務めた本木勝利さんが改良したもので、「交流の契機に」と送られた。畑を管理する同町内会農園部の塚本五郎部長は「食べるのが楽しみだ」と話した。
子どもが土に触れる機会を創出し、地域に愛着を持ってもらおうと20年以上にわたり毎年実施。同会がサツマイモの栽培方法を児童らに教えている。