地域福祉の増進や住民自治の振興に貢献した町内会・自治会長等に贈られる「川崎市自治功労賞」の受賞者が先月発表され、かりがね台自治会会長の本多武夫さん(83)=人物風土記で紹介=が多摩区から選ばれた。
本多さんは自治会長を務め18年。同自治会は西生田5丁目の坂の多い地域で、約650世帯・800会員の住みよいまちづくりのために尽力してきた。現在は生田地区町会連合会の副会長も務める。本多さんは「会長として、自分のまちを一番よく知っておくことを心掛けてきた。地域で顔の見える関係をつくることが大切」と思いを話す。
同賞の選出は今年度で31回目。今回は本多さんを含む9人が選ばれた。贈呈式は2月12日、市総合自治会館(中原区)で行われる。
他の受賞者は以下の通り(敬称略、順不同)。▽指首梅雄(川崎区)▽深瀬欣之助(同)▽坂井勤(幸区)▽中川潔(同)▽山本剛(中原区)▽林孝行(高津区)▽吉田豊(同)▽庄司幹夫(宮前区)