女性部が楽しみ創出
蒔田連合町内会の蒔田第二町内会(島田秀世会長)は430世帯が暮らす。赤ちゃんの誕生祝い、餅つき、敬老の日に赤飯や菓子を高齢者にプレゼントするなど、多世代が楽しく交流できるイベントが目白押しだ。
しかし、コロナ禍に入り、行事が立て続けに中止となって住民交流の希薄化が懸念された。そんな中、まちを盛り上げているのが同町内会の女性部で、「旅館松島」を交流拠点に様々な企画を練る。10月30日に行われたバイオリニストの水野紗希さんによる演奏会には4歳から86歳までの40人が参加し、「カノン」「情熱大陸」などの名曲を聴き入った。
今後は、町内在住で元国語教師の濱口勝子さんが日本語の成り立ちなどをユニークな形で教える講演を予定している。島田会長は「隣近所のつながりがある町内会を目指し、しっかりと行事に取り組んでいきたい」と話し、顔の見える関係づくりを目指していく。