川崎市の核兵器廃絶平和都市宣言40周年を記念した「平和のつどい」が２月19日（日）、川崎市平和館（中原区）で開催される。午後１時開会。主催は川崎市民平和のつどい実行委員会、共催は原水爆禁止川崎市連絡会議。
「川崎市折り鶴の会」森政忠雄さんと中釜真妹子さんによる講演
「孫世代に伝える被爆体験」と題し、川崎市折り鶴の会の語り部で同会会長の森政忠雄さんと中釜真妹子さんが広島、長崎で起こった出来事について講演する。
森政忠雄さん
森政忠雄さん
森政さんは国民学校６年生の時、広島の爆心地から３・７キロ離れた古田国民学校校舎内で被爆。長年、原爆のことを人に話すことはなかったが、広島の原爆を自由研究に選んだ孫から、当時のことを話してほしいと頼まれ、初めて語ったことを契機に、川崎市・横浜市の小・中学校・諸団体を中心に語り部活動に取り組む。
中釜真妹子さん
中釜さんは、２歳頃に長崎の爆心地から２・４キロの離れた自宅で母と姉とともに被爆。成長期に父母や体験者から被爆の悲惨さを教えられ、三菱長崎造船所に勤務していた父の日記の詳しい記録をもとに作成した映像作品「長崎原爆その日とその後」を体験記として継承活動を行う。
入場料は無料。定員は１２０人。申し込みは、専用フォーム【https://docs.google.com/forms/d/1UbUHlJZPYXcaCiLgMxfOCBXRkrNrdz43DC8hTUN9IAs/viewform?edit_requested=true】または事務局へ。
問い合わせは事務局の川崎教職員会館【電話】０４４・４３３・９１００。
