地域の絆多面的に
六ツ川大池地区連合町内会の六ツ川四丁目町内会(武藤博之会長)は多面的な角度から住民交流を促している。
大規模災害時に迅速、適切な避難ができるように、昨年10月、消防署職員らの協力を得て防災訓練を六ツ川四丁目公園で実施。コロナ禍前は公園内に張ったテントで宿泊し、大規模災害時の給水などを体験するキャンプを行い、住民同士の絆を育むきっかけになった。
感染症対策を講じた上でのイベント開催が各地で進む中、同町内会も止まっていた地域行事が再開。昨年11月には町内会館で秋祭りを行い、腹話術や落語が披露された。採れたて野菜の朝市や子ども向けの模擬店もあって多世代でにぎわった。
12月29、30日にはまちの治安を守る「年末特別パトロール」を実施。2日間で約100人が参加し、帰路につく子どもや女性を見守った。武藤会長は「地域のつながりを感じられる取組を意識していきたい」と話す。