3月11日、東日本大震災から12年。高津区内ではさまざまな復興支援活動が行われる。
被災地へのメッセージも
JR武蔵溝ノ口駅改札前の南北自由通路では本日10日(金)、精神障害者を支援するNPO法人「ピアたちばな」が「忘れない 3月11日 届けよう 私たちの思い」をテーマにイベントを開催する。
「日々の暮らしに追われ、3月11日という日が遠のいている。年に一度でも、忘れてはいけない、忘れていないということを伝えたい」と、同法人の田中一昭さんは話す。会場では被災当時の写真や、市民団体「フクシマを忘れない会」による震災後の福島県の様子を伝える写真展示なども実施。
被災地域の障害者支援施設の利用者が作ったラスクなどの製品販売のほか、被災地へのメッセージも募る。田中さんは「過去のことではない、忘れない思いを共有できたら」と来場を呼び掛ける。時間は午前11時から午後2時。
フロンターレが募金活動
川崎フロンターレは、独自の被災地復興支援活動「Mind-1ニッポンプロジェクト」を2023年も実施。クラブスタッフやマスコットらによる募金活動を11日(土)に行う。
溝口の駅前ペデストリアンデッキで正午から午後1時まで。マスコットのふろん太、カブレラのほか、岩手県陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」も参加する予定。

過去の募金活動の様子
3月18日も
また18日(土)はセレッソ大阪戦の前、午後2時45分から3時30分まで等々力陸上競技場メインスタンド前広場で実施する。詳細はウェブサイトを参照。