橘地区連合自治会(森幸男会長)が3月5日、橘小学校を会場に「第46回 橘地区自主防火防災訓練」を実施した。
当日は薄曇りの天候下、近隣住民など245人が参加。「応急救護訓練」や「仮設トイレ組み立て訓練」、「初期消火訓練」「水防訓練」などのほか、起震車や煙ハウスなどを用いた体験型の訓練も行われた。また備蓄倉庫の整理訓練では、納められている物品の確認なども行われ、参加者は皆、真剣な表情で取り組んでいた様子。
高津消防隊員による放水訓練の迫力に、歓声があがる場面もみられた。
あいさつに立った森会長は「いつ起きるか分からない災害に備えて訓練の大切さ」を訴え、高津消防署の熊谷智子署長は「訓練から地域住民の連帯感や絆が深まり、誰もが安心して暮らせる街にしてもらえれば」などとスピーチ。閉会式では遠藤勝太郎副会長が「自分の命は自分で守り、自分の安全は自分で確保を。命に勝るものは何もない」などと総括コメントを述べていた。