片平町内会と片平老人会、県立麻生総合高校が連携し、5月25日に片平川沿いの花壇づくりを行った。
「麻生区スポーツ・健康ロード整備事業」の一環として設置された「片平川地域連携花壇」で、6年ほど前から三者協働で植え替えを実施。「園芸」の選択授業がある同校で栽培された花を使用し、春と秋の年2回行っている。
当日は「園芸」履修者の高校生と、町内会メンバーあわせて30人ほどで作業。植替えの花は約1000株で、ニチニチソウ、サルビア、マリーゴールドなどが用意された。花の色の並びや間隔など景観に配慮しながら植えていき、町内会メンバーが高校生にアドバイスする場面も。会話を交えながら花壇を整備していった。
参加した同校3年の男子生徒は「色がきれいになるように気をつけて植えた。町内の人と関わることはあまりないので、いい経験になった」と感想を話した。片平町内会の長瀬和徳会長は「今日作業しただけで、花壇が見違えるようにきれいになった。6年続いている行事。ウォーキングや犬の散歩などで通る人が花を楽しめるよう、これからもみんなで維持していければ」と語った。
植え替えた花壇は、老人会が週一回、水やりなど維持管理を行う。