秦野市内を中心に史跡や文化財を巡る活動を行っている「秦野ぶらり会」の会長を務める石川邦夫さん(78)が、新たな歴史探訪ウォーキング「聖武天皇勅願寺(覚王山安明院国分寺)と実朝首塚&実朝公『三尊弥陀』めぐり」を開始しました。自ら用意した資料を使い、毎月第1日曜日に開催します。
ウォーキングによる体力づくりと、秦野の歴史・文化に触れる機会を創出しようと、石川さん個人のボランティアとして始めた取り組み。国登録有形文化財や県・市の指定文化財を多く抱える大日堂、源実朝公御首塚、実朝念持仏の由緒が伝承される大聖山金剛寺を巡ります。
きっかけは、秦野ぶらり会が昨年本町公民館で行った「秦野の仏像展示会」。この時に学び直した際に「秦野の歴史をまとめた資料を残し、伝えていく必要がある」と古文書を読み解き、さらに学びを深め各寺の協力を得て歴史探訪ウォーキングの開催を決めました。
参加者を随時募集
第1日曜、秦野駅北口から午前9時半のバスで大日堂に向かい、石川さんの解説を聞きながら文化財を拝観する。その後、田原ふるさと公園まで歩き、そば処東雲の天ぷらそばで昼食。首塚と金剛寺を見学し、午後3時半頃のバスで戻る。
参加費は1人2千円(拝観料・食事代・資料代)。高校生以下は無料(弁当持参)。
申し込みは石川さん【電話】0463・82・8484へ。