栄養価が高く、美容や健康に良いといわれるハトムギを使った和スイーツの専門店がこのほど、江ノ電江ノ島駅近くに開店した。
同駅から江の島方面へと続くすばな通りにある「えのしまだんご+mugi」で提供するのは、ハトムギを主原料としただんご(みたらし・あんこ・きなこ)を提供。カップ入りの「食べ歩きに便利で、SNS映えする」と人気に。あんこは藤沢で創業100年を数える老舗「平野製餡所」と何度も試作を重ねるなど地元食材にもこだわっているという。
同店をプロデュースするのが、藤沢で創業して約130年、現在は寒川町に本社・工場を構える「日本精麦」。麦をはじめとした穀物を扱っており、ハトムギに関しても40年以上の製造加工のノウハウを持つ。昨年、新ブランド「+mugi」(プラスムギ)を立ち上げ、スープや即席麺、化粧水などを展開している。
今回の出店について田中重光社長は「世代を問わず人気のスイーツにすることで、ハトムギにより親しんでもらえたら。国内外から多くの人が訪れる江の島で、魅力を発信していきたい」と話している。