featureBanner
NEW

生田麻衣子の「一生モノの姿勢と歩き」 第2回 正しい姿勢を知る

シェアする
生田麻衣子の「一生モノの姿勢と歩き」 第2回 正しい姿勢を知る

姿勢を変えると印象が変わる

9月は「正しい姿勢」について解説します。みなさんは普段から、正しい姿勢で歩くことはできていますか?ついつい、背中を丸めて歩いてしまう猫背や、事務仕事などのデスクワークによる巻き肩になってしまっているのではないでしょうか。こうした姿勢は、日頃の生活習慣の蓄積です。自分ではあまり気にしなくても、周りの人からは、「疲れているのかな」「自信が無さそうだな」と感じさせてしまいます。それだけでなく、間違った姿勢は、関節や筋肉に負担をかけ、故障や痛みの原因となりえます。

画像はイメージです

正しい姿勢で歩くことができれば、自信に満ちた印象を与えることができます。みなさんも街中でご高齢の方が背筋をピッと伸ばし風を切って歩いている姿を見た時、「元気で若々しい方だな」と思うことがあるでしょう。それだけで相手に与える印象が大きく変わるのです。また、正しい姿勢は、身体の筋肉や関節を効率的に動かし、「歩く」という運動効果を高めることにつながります。まずは、姿勢の作り方を学びましょう。

画像はイメージです

正しい姿勢のポイントは、耳・肩・大転子・外くるぶし

正しい姿勢とは、体を横から見た時に【耳・肩・大転子(太ももの外側、恥骨の延長線上にある出っ張った骨)・外くるぶし】が一本のライン上にある状態を言います。この姿勢の簡単なつくり方が、壁に背をつけて立つ『壁立ちの姿勢』です。それでは挑戦してみましょう。

壁立ちのやり方

1.壁を背に立ち、両足のかかと同士をつける。つま先を開くなら指3本分まで
2.壁から2~3cmほどかかとを離す
3.頭と肩甲骨、お尻を壁につけ、目線は鏡で見る自分の身長より15度くらい上を見る
4.ゆっくり深呼吸をして身体の余計な力を抜く
5.この姿勢を3分ほどキープ

注意点

  • 肩甲骨が前方に浮いてきてしまう方は、重心が前方にあります。壁につけるイメージを持ちましょう。
  • 手の甲が前に向いてしまう方は、巻き肩の可能性があります。手のひらを太ももの横につけましょう。

これを毎日の習慣にすることで、正しい姿勢が定着していきます。私のオススメは、朝・昼・夜のハミガキタイムの壁立ちです。

数十年かけて蓄積された体の歪みを取るということは、数十年前の骨格の位置に戻すということ。これはまさに、アンチエイジングです。耳・肩・大転子・外くるぶしを意識した正しい姿勢を身に付け、自信に満ちた本来の若々しい心身を手に入れましょう。

◆ライター プロフィール

ウォーキング講師 生田 麻衣子

神奈川県横浜市生まれ。14歳でモデルデビュー後、TVCM、雑誌、ショー、企業広告等、幅広く活動。2018年、㈱WALK&WALK代表 我妻啓子との出会いをきっかけに、プレシャスウォーキング®インストラクターの資格を取得。企業、学校、行政からのご依頼講座等、湘南を中心に幅広い世代にウォーキングレッスンを開催中。

ふじさわ歩くページ

住所

神奈川県藤沢市

公開日:2024-09-01

関連タグ

同じ特集の記事