さいわい歴史の会・川崎市教育委員会は、川崎市幸市民館(幸区戸手本町)で「『吾妻鏡』から川崎地域を読み解く」と題した講座を開催する。
第1回は記念講演、関幸彦氏が講師
日時は6月3日、7月8日、8月5日、9月9日、9月30日のいずれも土曜日の午前10時から正午までの全5回。先着20名で、原則すべての講座に参加することを条件としている。第1回に限って1度きりの参加が可能で、定員を50名に増やしている。
第1回の記念講演には、前日本大学文理学部教授・関幸彦さんを講師に招く。関さんは、日本中世史を専攻し、近年では中世、東国武士団の諸相、中世芸能論を研究。当日は「吾妻鏡の時代〜武家を考える〜」をテーマに講演する。
第2~6回は角田朋彦氏が講師
第2回以降の講座は、駒澤大学・京都芸術大学非常勤講師の角田朋彦さんが担当。まだまだ謎が多く残る中世の川崎地域について専門家と共に考える。
申し込み開始は5月9日(火)の午前10時から。受講料は無料だが、資料代として200円程度必要(第1回のみの参加は100円程度)。市民会館へ電話または直接来館して予約可能。
申し込み・問い合わせは、川崎市幸市民館【電話】044・541・3910。