featureBanner

茅ヶ崎市の北側文化の発信拠点に「NOVZOU(ノブゾー)」総合音楽スタジオを製作中

シェアする
茅ヶ崎市の北側文化の発信拠点に「NOVZOU(ノブゾー)」総合音楽スタジオを製作中
スタジオ製作中の岡本さん(右)と茂木さん

 茅ヶ崎の「北側文化」の発信拠点を作ろう―。市内在住の音楽関係者や楽器店、事業者らが集まり、矢畑での総合音楽スタジオの製作が6月2日にスタートしました。

 2022年の年末、サザンオールスターズの名付け親として知られる音楽評論家・宮治淳一さん(67)=富士見町在住=から、「以前音楽教室として使われていた場所が長らく空いているが有効活用できないか」と旧知のミュージシャン・岡本洋平さん(44・Hermann H.&The Pacemakersのギター・ボーカル)=美住町在住=に相談があったことがきっかけでした。

 岡本さんは「老若男女が音楽を身近に感じ、自然と良いものが生まれるような居心地の良い空間を」と、音楽スタジオだけでなくダンススタジオやテレワーク、映像編集などもできるような、総合的スタジオを作ることに。名称は、スタジオのある地名「登象(のぼりぞう)」から取って「NOVZOU」(ノブゾー)としました。

基本的に自分たちでリノベーション

 地域の仲間を巻き込み、室田の楽器屋paprica musicの茂木孝文さん(41)が運営面を担うことに。空間プロデュースは、幸町のビール醸造所Barbaric WORKSなどを経営する「パンチョさん」こと安藤祐一氏さんとのコラボレーション。工事は、プロにしかできない部分以外は基本的に全員で手を入れてリノベーションしていきます。 

 岡本さんは「東海道線よりも北側のエリアは、どんどん人口が増えてこれから文化的な『色』がついていくはず。この場所から北側を活性化し、文化芸術の発信拠点にもなってくれれば」と思いを語りました。

 完成は8月中を予定しています。

#ちがすきトップページはこちら

開催日

6月2日スタジオ製作開始 8月完成予定

住所

神奈川県茅ヶ崎市矢畑264−3 登象ビル3階

公開日:2023-06-12

関連タグ

同じ特集の記事