14:保護司会<横浜市瀬谷区・阿久和北部連合>

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保護司の活動概要

「更生保護」とは、犯罪や非行をした人たちが罪を償い、社会の一員として再出発しようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行に陥るのを防ぐことで地域社会の安全と安心を守る仕組みです。

そうした仕組みの中で、保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)として、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないようその立ち直りを助けるとともに、犯罪予防のための世論の啓発に取り組むなど、安全安心な地域社会づくりのために活動しています。

保護観察官(更生保護に関する専門的な知識に基づいて、保護観察の実施などに当たる国家公務員)と協力して、次のような活動を行います。

1 保護観察

更生保護の中心となる活動で、犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束ごと(遵守事項)を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の援助などを行い立ち直りを助けます。

※保護司1人あたり1名~数名の保護観察対象者を担当し、対象者1人につき、1か月に2回程の面接活動(処遇活動)を自宅及びサポートセンター(せやまる内)や公共施設(ケアプラザ、コミスク等)、対象者宅にて行い、その結果を保護観察所に月1回報告書として提出します。

2 生活環境の調整

矯正施設(少年院や刑務所)に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話合い、就職の確保などの環境を調整し、立ち直りを導くために必要な受入態勢を整えます。

3 犯罪予防活動

犯罪や非行をした人の改善更生について地域社会の理解を求めるとともに、罪や非行を未然に防ぐために、毎年7月の“社会を明るくする運動”強調月間などの機会を通じて、「講演会」、「住民集会」、「学校との連携事業」などの犯罪予防活動を促進します。

瀬谷保護司会の活動

保護司の定数は、保護司法で52,500人と定められていますが、現在、全国で約4万6千人が委嘱されており、ここ数年減少の傾向を示しています。

上記保護司として保護観察、生活環境の調整、犯罪予防活動の他に、瀬谷保護司会独自の活動として、毎年次のような活動を行っています。

1.会議  総会 年1回

2.研修会

(1)地域別定例研修会 年3回
(2)自主研修会 年4回
(3)特別研修会 対象保護司別に年1~2回

3.社会を明るくする運動

(1)駅頭集会(総理大臣メッセージ伝達式)による啓発活動
(2)地区集会の実施 年1回
(3)広報宣伝活動 社会を明るくする運動強化月間の7月に広報宣伝車による区内全地区への広報活動 週2回

4.部会活動

(1)総務部会 年3~4回(会議資料作成等)
(2)研修部会 年4~5回(研修会の開催等)
(3)広報部会 年5~6回程度(作文コンテストの実施、広報紙発行等)※ 所属する部会ごとの活動です。

5.神奈川県薬物乱用防止指導員協議会

(1)地域啓発活動   “社会を明るくする運動” 時の啓発
(2)瀬谷フェスティバルへの参加

阿久和北部連合自治会・地区社協ページへ

住所

神奈川県横浜市瀬谷区

公開日:2024-04-01

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