「家庭菜園にチャレンジしてみたい。美味しい野菜を作るためにも苗はより良いものを購入したい」という人も多いですよね。そこで今回、湘南・寒川町で評判の野菜苗屋さん「常盤園芸」をレポートしてきました!苗の販売スケジュールや直売所、また、常盤園芸の取り組みや歴史とは?アクセス情報とともに紹介します。
<目次>
・今年こそ自分の手で収穫の喜びを!野菜苗約120品種を生産・販売
・全て手作業での地道な“苗作り”
・購入方法
・創業1950年頃。常盤園芸の歴史
・アクセス
今年こそ自分の手で収穫の喜びを!野菜苗約120品種を生産・販売
常盤園芸では、年間通して約120品種の野菜苗を生産しています。家庭菜園を楽しまれているお客様はもちろん、農家の方や園芸店などのお客様にも販売を行っています。
野菜苗リスト(1苗70円~)
●夏野菜苗4月~6月
大玉トマト・中玉トマト・ミニトマト・キュウリ・地這キュウリ・ピーマン・ジャンボピーマン・子供ピーマン・パプリカ(赤、黄、橙、白、黒)・ハラペーニョ・シシトウ・唐辛子・黄唐辛子・甘唐辛子・紫唐辛子・パセリ・ナス・中長ナス・大長ナス・米ナス・水ナス・白ナス・賀茂ナス・京ナス・ゼブラナス・小ナス・緑ナス・大長ゴーヤ・短ゴーヤ・白ゴーヤ・カボチャ・白カボチャ・ミニカボチャ・ミニ冬瓜・ズッキーニ(緑、黄)・丸ズッキーニ(緑、黄)・小玉スイカ・まくわ瓜・白瓜・枝豆・トウモロコシ(黄、赤、白)・つるありインゲン・つるなしインゲン・レタス・リーフレタス・サニーレタス・サンチュ・ガーデンレタス・サラダ菜・キャベツ・バジル・シソ(赤、青)・オクラ・赤オクラ・丸オクラ・モロヘイヤ・落花生
●接木苗
大玉トマト・中玉トマト・ミニトマト・キュウリ・イボイボキュウリ・ナス・中長ナス・大長ナス・水ナス・ピーマン・メロン・マクワウリ・小玉スイカ(赤、黒皮赤、黄、黄皮赤)・ラグビースイカ(赤)・大玉スイカ(赤、黒皮赤、黄)
●秋野菜苗7月~10月
秋ナス・秋キュウリ・ブロッコリー・茎ブロッコリー・ロマネスコ・カリフラワー(白、橙、紫)・スティックカリフラワー・キャベツ(緑、赤、黒)・三角キャベツ・芽キャベツ・ちりめんキャベツ・白菜(黄、橙、紫)・ミニ白菜・レタス・リーフレタス・サニーレタス・サンチュ・ガーデンレタス・ロメインレタス・サラダ菜・水菜・春菊・トレビス・ケール・コールラビ・玉ねぎ(極早生・早生・中生・晩生・赤玉)・ルッコラ(緑・赤)・パクチー・葉ネギ・スイスチャード・小松菜・セロリ・茎レタス・からし菜(緑・赤)
●春野菜苗11月~3月
春キャベツ・春ブロッコリー・アスパラ菜・子持ち高菜・絹さや・スナックエンドウ・つるなしスナックエンドウ・ソラマメ・レタス・リーフレタス・サニーレタス・サンチュ・ガーデンレタス・サラダ菜・グリーンピース(緑・紫)
※上記リストは目安としてお考え下さい。天候、在庫状況、種の仕入れの関係など変動する場合が御座います。販売状況は下記よりご確認ください
何と言っても夏野菜苗の時期はハウス内がお祭り騒ぎ!見渡す限り苗でぎっしり。「観るだけでも楽しい!」とお客様の声も多数あるそうです。三代目の祐斗さんは「去年の夏野菜苗は上手に出来たよ!、毎年ここに来るのが楽しみなんだ!とのお客様の声を聞くのが何より嬉しい」と話しています。
- 敷地内にトイレもあるので、時間をかけてゆっくりと選ぶことができてうれしいですね。
全て手作業での地道な“苗作り”
常盤園芸では、土入れ、種まき、苗の定植、スペーシング、潅水、全てが手作業!1本1本大事に育苗し、自信を持ってお客様へ販売しています。
作業の様子をタイムラプス動画で!
- 以下クリックで見られます。
購入方法
常盤園芸のハウスにて直売
JAさがみ わいわい市
常盤園芸の野菜苗は、JAさがみ わいわい市(寒川店・藤沢店)でも購入いただけます。天候が悪い場合や苗の在庫状況に応じて出荷を行なっている為、店頭に並ばない日もあるそうです。そのため、来店の際は各店舗または常盤園芸へ連絡してからが確実です。
創業1950年頃。常盤園芸の歴史
常盤園芸は、常盤榮一さんにより1950年頃に創業されました。当時は花苗をメインで始め、その傍ら野菜苗、お米、野菜作りを行っていたそうです。創業前は大玉トマトの生産・出荷を行っていて、まさに農業一筋の方でした。
- 創業から行ってきた“苗作り”。花苗から野菜苗をメインで販売する転機となったのが高速道路(圏央道)の建設です(下の写真が高速道路建設前の写真です)。当時は土も先代が一からブレンドして、こだわりの培土で苗作りを行っていました。
また、当時は農家が“直売所”をやるのは異例で周りから反対されたそうです。そんな中、先代の榮一さんは各市場などを周りビラ貼りなどを行い、常盤園芸の名が徐々に知れ渡っていきました。
高速道路建設に伴い、ハウスの規模縮小を余儀なくされました。その後は野菜苗の生産に重きを置いて新たに走り出した常盤園芸。
- 二代目の賢国さんは、「最初はトマト、キュウリ、ナス、ピーマンと言った一般的な物が多かったけど、お客様からの「珍しいものは無い?」との声に応えていく中で、今では数多くの品種を取り扱うようになりました」と話しています。
現在は、二代目夫婦、三代目夫婦が先代夫婦の意志を受継ぎ、野菜苗の生産・販売を行っています。
二代目の賢国さんは、1994年に常盤園芸へ入られたそうです。それまでは農業と関係の無い職だったので「最初は大変だった」との声も。しかし、先代・榮一さんの背中をずっと見てきたので、今では三代目・祐斗さんに背中を見られる立場になりました。
メディア情報
アクセス
車の場合
- 圏央道寒川北インターからすぐ
- 無料大型駐車場完備(約25台分)
電車の場合
- JR相模線宮山駅から徒歩5分