鶴ヶ峰本町通り商店街（三村勝己会長）が８月６日（日）、商店街として初の夏祭りを開催する。会場はジャパンニューアルファ鶴ヶ峰店駐車場２階。三村会長は初開催に向け「たくさんの協力があって、準備ができた。無事に楽しく開催し、今後のイベントにつなげていきたい」と意気込む。

　鶴ヶ峰交差点の北西に位置し、旧国道16号沿いに面した商店街として、60年ほど前に誕生した鶴ヶ峰本町通り商店街。現在は19店舗が所属している。

　鶴ヶ峰本町周辺では、これまで町内会主催の祭りは開催されてきたものの、商店街としてイベントを行うことはなかったという。そんな中、５月末に三村会長や青木昭彦副会長、近隣の消防団のメンバーらが食事をしていたところ「祭りをやりたい」と話が盛り上がったことがきっかけとなり、準備が進められた。

　「初めてのことだったから、まずは商店街メンバーに協力をしてもらうところから。時には、ぶつかり合うこともあるぐらい、みんな一生懸命考えてくれていた」と三村会長。自身が営む洋菓子店の目の前のパチンコ店に声を掛け、会場として駐車場を貸してもらえることに。その他、新聞販売店でチラシの印刷を安くしてもらったりと、さまざまな支援やボランティアを受けたという。青木副会長は「三村会長も、許可書を取ったり、たくさん頑張ってくれた。会長の人柄もあって他の商店会からのアドバイスももらえ、ありがたかった」と振り返る。

子ども主体で盛り上げる

　近隣に子ども向けの施設が多い鶴ヶ峰本町通り商店街。「子どもたちに楽しんでほしい」という思いの下、バルーンショーや三輪車レース、すいか割り、消防車とのフォトブースなども用意。飲食は、から揚げやフランクフルト、やきそば、スムージーの定番メニューの他、パキスタン料理店のカレー（甘口）も楽しめる。

　「日を追うごとに、商店街メンバーもやる気に満ちている。ぜひ、地域のみなさんに来てもらい楽しんでもらえたら」と三村会長は語る。