【2023年8月5日・6日】4年ぶりに白姫まつり 横浜市瀬谷区 三ツ境駅周辺で

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【2023年8月5日・6日】4年ぶりに白姫まつり 横浜市瀬谷区 三ツ境駅周辺で
三ツ境駅南口のすぐ近くにある白姫神社

 蚕の神を祭神とする「白姫神社」の祭りが8月5日(土)と6日(日)に三ツ境駅南口周辺で開かれる。新型コロナウイルスの感染拡大で2020年以降は中止となっていたため、4年ぶり。奉賛会代表でまつり実行委員長の小山房雄さんは「多くの方々に支えられ、開催できることに感謝しています。祭りをぜひ楽しんで欲しい」と呼びかける。

 同神社が建立されたのは明治時代の1909年。元々は製糸業が盛んだった阿久和地区にあり、養蚕組合の守り神として祀られていた。今の場所に遷座されたのは1957年(昭和32年)。昭和になって養蚕業が衰退し参拝者が減ったことから、当時人口が増えていた三ツ境に移されたという。

 白姫まつりは遷座日(8月7日)に合わせて奉賛会や商店街、自治会・町内会、各種団体が協力しながら毎年8月の第一土曜日と日曜日に開かれていた。コロナ禍になってからは関係者らによる神事のみ実施。22年は準備が進められていたが、地域で新型コロナの感染が広がったことで、2週間ほど前に急きょ開催しないことになった。

神輿が渡御

 祭りは実行委員会、三ツ境駅前の商店会と町内会の主催。5日は正午から同神社で神事を執り行う。午後2時からは光陽館前の特設ステージでフラダンスを皮切りに、「売れてない中で1番面白い芸人グランプリ」(2時15分〜)、フラダンスの第2部(5時〜)、バンドのパフォーマンス(6時〜)などが予定されている。また、商店街通りで子ども向けのサイコロゲーム(3時〜)とまゆだまダーツ(4時〜)の大会、三ツ境第三公園で各種団体・店舗が出店する「三ツ境マルシェ」(2時〜)などもそれぞれ開かれる。

 6日の午後2時頃からは同神社を始めとして計4基の神輿が周辺を練り歩くほか、子どもの神輿や山車も登場。3時30分頃にはさくら湯の前で同神社・隣友会・商工会、3基の神輿が揃う。この日は和太鼓やダンス、バンドのステージ(2時10分〜)も行われる。

祭りの目玉となる神輿の渡御(過去の様子)

 商店街通り周辺は両日とも午後1時から9時まで交通規制が敷かれ、歩行者天国となる。商店街や地域団体による露店も多く並び、祭りを盛り上げる。小山さんは「来場者が安心して楽しめるように、安全面や熱中症対策に気を付けながら祭りを運営したい」と4年ぶりの開催に向けて意気込んでいた。

開催日

2023年8月5日(土)~2023年8月6日(日)

住所

神奈川県横浜市三ツ境駅

公開日:2023-08-03

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