頻尿や尿失禁（尿漏れ）を「年のせいだから」といって諦めていませんか。夜中に何度もトイレで起きる、くしゃみや咳をした時の尿漏れは、中高年によくある悩み。海老名スマイルクリニックの小倉悠司院長は、「誰にも話せず悩んでいたら、一度相談してみませんか」と呼びかける。
同クリニックは、超音波検査装置やトイレで普段と同じように排泄するだけの尿流量測定器、身体への負担が少ない細径のファイバースコープを使用した膀胱鏡など総合病院と同等の医療機器を備え、結果はその場で判明する。血尿や膀胱炎、前立腺肥大症、過活動膀胱、性感染症といった一般泌尿器科診療から、前立腺癌や膀胱癌、腎癌などの悪性疾患の診療にも対応。近隣の総合病院や大学病院と連携しているため、手術が必要な疾患の場合はスムーズに適切な医療を受けられる。
「恥ずかしい」は間違い
症状を自覚しているにも関わらず、イメージだけで診察を控えていませんか。小倉院長によると診察は「まずは問診と尿検査を行い、必要な方以外は視診や触診はありません」と話す。一方で泌尿器科の疾患は生活習慣病に関連するものも多いことから、「先送りすることで悪化するケースも少なくありません」と注意を促す。疾患の早期発見、早期治療は「生活の質の向上にも大きく直結します。少しでも不安を抱えていたら、気軽にご相談ください」と話している。
同クリニックは訪問診療も行っており、「直接当院へご連絡、またはケアマネージャーさんにご相談ください」としている。
小倉 悠司院長
聖マリアンナ医科大学卒業日本泌尿器科学会専門医、日本がん治療認定機構がん治療認定医、日本泌尿器科内視鏡・ロボティクス学会腹腔鏡技術認定医など。国立国際医療研究センター病院、東京大学病院、千葉徳洲会病院、海老名総合病院など勤務。
