瀬谷区の芸術・文化発展へ
瀬谷区民文化センターあじさいプラザが、コンサートや展覧会への出演・出展、ワークショップ講師などを務める「登録アーティスト」を募集している。区民に様々なジャンルの芸術・文化を届けられる環境を整え、若手アーティストの発掘にもつなげていく。
「Plaza Artist Bank 」と銘打たれた取り組みで、2024年度から始まる。鶴見や港南の区民文化センターで同様の事業が行われているが、瀬谷区では初。登録アーティストとの連携を図りながら自主事業を充実させていきたい考えで、担当者は「遠くに足を運ばなくても、地元で芸術や文化を楽しめるようにしたい」と意気込む。
発表の場や拠点が限られている若手などに活動の機会を提供することも目的の一つ。区民文化センターの登録アーティストという肩書を持つことで、「ご自身の活動のプラスになることもあるのでは」と話す。
音楽と美術の2部門
登録アーティストは同プラザ主催のイベントに年1回以上出演、出展する。施設外での公演やワークショップに参加することもあるという。期間は24年4月1日から25年3月31日の予定。
募集しているのは音楽・美術の2部門で、横浜市を中心とした地域で活動している個人やグループが対象。10月1日から受付が始まっており、既に2〜3組のエントリーがあるという。応募締切は11月30日(必着)。演奏動画や作品を紹介するポートフォリオによる一次審査、オーディションを経て、24年度の登録者が決まる。
担当者は「瀬谷区で芸術・文化を広める活動に興味があったり、発表の場数を踏みたいという人をお待ちしています。ぜひ、この制度を活用してもらえれば」と呼びかけている。
応募方法など詳細は同プラザホームページ、または【電話】045・301・3500。