毎月第3土曜日 午前10時30分~午後3時まで実施
瀬谷区内で学習塾を営む比嘉教子さんが、自宅(相沢5の18の6)の本を地域に公開する「ひがっち図書館」を10月21日に開いた。
もともと、塾の生徒たちに本をすすめていた比嘉さん。「より多くの人に読んでもらいたい」という想いから2020年頃に同図書館を始めた。以来、生徒や保護者、地域住民から利用されており、多い時には10人以上が来訪。噂を聞いて東京から遊びに来た人もいるという。
リクエストに応じて、おすすめ本を紹介する「選書サービス」も1冊500円で実施しており、過去には家族へのプレゼント選びを手伝ったことも。「本に興味のなかった人が好きになる姿を見ると、『してやったり』という気持ちになって嬉しくなります」と笑顔。今後は、古物商の資格を取り、自宅で古本屋を開きたいという夢も抱いている。
本棚には小説や絵本、児童書など、比嘉さんが読破した約700冊が並ぶ。東野在住で、母親と一緒に来場したという児童は「家でテレビを見たり、ゲームをするよりも、気になった本を手に取って読むほうが楽しい」と話し、楽しそうにページをめくっていた。
次回 11月11日実施予定
この取り組みは、基本的に毎月第3土曜日の午前10時30分から午後3時まで実施しているが、次回は11月11日に開催する予定。比嘉さんは「本の貸し出しはしていないのでご注意を」と話している。
問い合わせは比嘉さん【電話】045・304・4472。