新年を迎える時、新生活を始める時などに、ご祈願で身を清めたいと考える人は多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、ご祈願に特化したお寺が横浜市旭区にある「横浜身代り不動尊」です。一体どのようなお寺なのか、取材に行って確かめてみました!
多種多様なご祈願
身代り不動尊は、江戸時代に疫病が流行した際、諸国を行脚していた祐天上人が不動尊を尊信するよう教え、土地の人が信仰したところ疫病が去り、これに感謝してお堂を建立したことが起源といわれています。
その後、真言宗醍醐派の総本山である、京都の醍醐寺から別格本山を賜り、現在の大明王院身代り不動尊が川崎市に建立。別院として、2001年に横浜身代り不動尊が建立されました。
横浜身代り不動尊では
- 交通安全
- 病気平癒
- 厄除け
などのご祈願を行っています。
交通安全祈願として、車清めも行ってるとのこと。新車を購入した際には、ぜひやっておきたいですね!また、ペット・動物祈願や七五三の祈願、誕生初詣りも行っており、多種多様なご祈願で身を清めることができます!
静かな環境でゆったりご祈願
横浜身代り不動尊は、保土ヶ谷バイパスの上川井インターチェンジから、車でおよそ1分の場所に位置。便利な立地ながら、周りは自然の多い、静かな環境になっています。
境内には広々とした駐車場があり、車での参拝にとても便利です!
まず目に飛び込んでくるのは、立派で荘厳な本堂。息をのむような美しさです。
ご祈願の会場となる本堂の中はこんな感じ。とても広い作りになっていて、ゆったりとご祈願を受けられそうです!
また、本堂の外には役行者洞もあります。洞内に入ってお参りし、通り抜けることで、参拝者の足腰が元気になると伝えられています。
御朱印でご利益にあずかろう
横浜身代り不動尊では、御朱印の頒布も行っています。通常の御朱印の他に、アマビエや七福神のイラスト入りのものや、金色御朱印も販売しています。初穂料は一枚300円からです。
また、お守りや木札の頒布も行っています
ご祈願の流れ
ご祈願は予約不要です。ご祈願を受ける際は、まず建物2階の休憩所で、申込用紙を記入します。記入したら受付に向かいます。
ご祈願は
- 午前の部が 9:30、10:30、11:30から、
- 午後の部が 13:00、14:00、15:00、16:00から
となっており、10分前までに受付に行きます。申込が終わったら、本堂へ向かい、ご祈願が開始します。
- ご祈願の時間はおよそ20分です。
ご祈願の様子は、境内の紹介も合わせたこちらの動画をご覧ください。
厄年表
横浜身代り不動尊での厄除けは、「身代り厄除護摩」といい、通常の厄除けとは異なります。
男女共通厄年は、
0歳・3歳・5歳・6歳・9歳・12歳・14歳・15歳・18歳・21歳・23歳・24歳・27歳・30歳・32歳・33歳・36歳・39歳・41歳・42歳・45歳・48歳・50歳・51歳・54歳・57歳・59歳・60歳・63歳・66歳・68歳・69歳・72歳・75歳・77歳・78歳・81歳・84歳・86歳・87歳・90歳・93歳・95歳・96歳・99歳・102歳・104歳・105歳(全て満年齢)
となります。
男性のみ40歳、女性のみ31歳は前厄
となります。
これを参考に、厄除けのご祈願に行ってみてはいかがでしょうか。
年間行事
横浜身代り不動尊では、元旦の1月1日から成人の日までを新年の初詣期間として、「新年特別大護摩供」を実施しています。
この期間は護摩の炎が通常より強くなっており、ご祈願にも熱が入るそうです。
節分には、「節分方位祭大護摩供」が実施され、1年間の方位方災除・八方除・不浄除を祈願します。
他にも、七五三などの年間行事で、ご祈願をしています。
「病は気から」とも言われていますが、気の持ちようによって心身にいい影響を及ぼすこともできます。みなさんも、横浜身代り不動尊でご祈願を受けて身を清め、リフレッシュした新しい生活を送る準備をしてみてはいかがでしょうか。
ご祈願の詳細な料金などは、ホームページからご確認ください。