一緒に人を支えるプロを目指しませんか?
川崎市内に3カ所の特別養護老人ホーム「ヴィラージュ川崎」「ヴィラージュ虹ヶ丘」「ヴィラージュ中原」と、看護小規模多機能型居宅介護と訪問看護ステーションの2事業を手掛ける「よろこび久末」を運営する社会福祉法人 美生会。
同会では「『その人らしく 楽しく 美しく』過ごされるように」をモットーに掲げ、利用者の想いと個性を受け入れ、自らが持つ力を活かして主体的に暮らしてもらうべく、一人ひとりの生活をサポート。「気がかりと気遣い」をもとに、心安らげる居場所と感じてもらうため、日々親身な対応を行っている。
特別養護老人ホーム「ヴィラージュ」について
「ヴィラージュ」の各施設では、介護を必要とし、なおかつ家庭でのケアが困難な人の受け入れを行っている。
入所者が楽しく、有意義な生活を送ることができるように、一人ひとりの状態、家族との話し合いを基にサービス計画書を作成。施設というよりもできるだけ自宅に近い温かな環境で、入所者の生活をサポートしている。
訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業所「よろこび久末」について
一方、高津区にある「よろこび久末」では看護小規模多機能型居宅介護と訪問看護ステーションの2事業所を運営。看護小規模では自宅での生活を、通い、泊まり、訪問介護、訪問看護サービスで提供している。事業所内でも自宅でも、同じ顔なじみのスタッフが応対するので、安心してサービス利用できるのも大きな特長。アットホームな環境で利用者と家族様の笑顔が絶えない「第二の自宅」を目指し、施設運営にあたっている。
「市(いち)」で構築、顔の見える関係とは?
社会福祉法人 美生会の特徴的な地域貢献のアイデアの一つが、仕入れてきた地場野菜や焼きたてのパンなどが並ぶ「市(いち)」の開催を通して「顔の見える関係からのつながり」を構築しようという取り組み。毎月2回、土曜日に「よろこび久末」で開かれている「よろこび市」は、同所施設長の吉田聡子さんなどが数年前から始めたもの。
地域における生活支援体制整備事業の一環として、買い物に不便を感じている施設近隣住民のニーズに応える形で始まった「市」は瞬く間に浸透。今では開催当日は朝10時のスタートを待ちわびた利用客で毎回賑わいをみせるなど、地域の風物詩としてすっかり定着している。
またこの「市」の実施を契機に、身近なことや介護についての相談も増えており、地域の民生委員や地域包括支援センターに繋げることもあるのだとか。吉田施設長は「高齢化率の高い地域の課題は様々ありますが、ちょっとした相談でもよろこび久末にきてもらい『顔の見える関係からのつながり』をつくること、『閉じこもりにならないこと』を目的に、幅広い年代に(よろこび市に)参加してもらうことで一緒に〝地域の応援団作り〟をしていきたいですね」と話す。
「ヴィラージュ」先輩スタッフが語る
利用者や入居者のみならず、施設近隣の住民などへも様々な生活サポートを続ける同会。「ヴィラージュ川崎」に務める5年目の介護職スタッフに色々と話を伺った(※以下同スタッフによる所感コメント)。
私の父も、特別養護老人ホームにお世話になっていました。父の面会に行った際、自分よりも若い介護士さんが献身的にお世話してくださっている姿を見て、初めて「介護士」という職業を知りました。そして、その時のその介護士さんの笑顔が強く印象に残りました。当時は子育ての真最中で、自分の父の介護を他人任せにしていたので、いつか自分もあの介護士さんのようにお世話をさせていただくことで恩返しができたらと願っていました。そんな折、近所を走る「美しく生きる」と書かれた送迎車が目に留まり、「ここだ」と思ったのがきっかけでした。
働きはじめて
先輩職員が中途採用の私一人に対して施設内を丁寧に歩いて回り案内してくれ、感動したことを覚えています。初日に慣れない様子だったのか、先輩から「今日一日疲れたでしょう」と気遣いの言葉をもらい、緊張と不安が一気に溶けて泣きそうになったことを今でも覚えています。
今現在の思い
今出会うご入居者のほとんどが、戦後の想像もできないような凄まじい世の中を生き抜いてこられた方々です。そんな素晴らしい「生きざま」を持った人生の先輩に対して尊厳を持って接し、そして「今楽しい」と思える生活の場を作っていけたら、と考えながら日々働いています。
- 美生会の各施設では「介護職」(常勤・パート)、「生活支援コーディネーター」(パート)、「食事介助」(パート)「事務職」(常勤)などを幅広く募集中!2023年秋にオープンした「ヴィラージュ中原」では11月23日、24日に採用相談会を実施