約100平方メートルの広々とした農地で野菜栽培を楽しみながら、農業の基本的な研修も受けられる、神奈川県の「中高年ホームファーマー体験研修生」の追加募集が始まります。
神奈川県県西地域県政総合センターでは、2021年度の中井体験研修農園(東名高速 秦野中井ICから約2.2キロメートル)の追加募集を2月19日(金)から受け付けています。期間中に研修(座学・実技)10回、巡回指導も10回という充実のフォロー体制だから、初心者も大歓迎です。
約1年間の研修を終えた人には、より広い区画での研修(200平方メートル・約3年間)も用意されているので、本格的に農業を学びたい人にもお勧めです。
- 要項
研修期間 2021年4月~2022年2月まで。対象者は、期間中に約100平方メートルの区画全体を耕作できる健康な人(過去に同研修を受講したことがない人)。募集は若干名で応募多数の場合は「県内在住、45歳以上」が優先されます。その他の条件など詳しくはホームページから確認を。 - 応募
必ず往復はがきに必要事項(ホームページを参照)を記入して宛先:〒250-0042小田原市荻窪350-1 神奈川県県西地域県政総合センター 地域農政推進課へ。締め切りは3月8日(月)消印有効。
中井農園体験研修生の声(所感アンケートより抜粋)
※意欲を持った多くの方が喜びの声を寄せています
Aさん (市民農園の経験者)
「育苗、土づくり、定植、病害虫防除、脇芽欠きなどを学び、広い畑で色々な野菜を育ててみました。スイカを初めとしてトマトやトウモロコシなどの鳥獣対策の必要性を体感できたこと、仮払機や管理機の使い方の基本を体験できたことも大きな収穫でした」
Bさん (農家アルバイト)
「鍬の持ち方から農地の管理(除草等)まで、初心者にも判り易く、充実した内容でした。病害虫の相談もメールで対応していただけましたし、研修生同士で交流が図れたことで、自己流だった野菜づくりの改善点が見えたことも大きな収穫でした」
Cさん (初心者)
「全くの初心者として参加しました。耕作に係る基礎知識をしっかり教えてもらい、実地研修により畑での細かいノウハウを習得できました。実際に自分の作付計画を立てて進めたものの、多くの失敗(害虫・水不足・肥料不足等)も経験し、耕作の楽しさと厳しさを同時に教わる事が出来ました」