伊勢原シティプラザ（伊勢原２丁目７−３１）１階ふれあいホールで２月４日（日）、伊勢原出身の落語家である昔昔亭喜太郎（石井浩一）さん出演の「伊勢原落語会」が開催されます。喜太郎さんにとって記念すべき10回目の地元開催となります。

10回記念スペシャルとなる今回の落語会。当日は伊勢原出身の三遊亭遊吉師匠、高校の後輩でもある三遊亭こと馬さんをゲストに迎えます。喜太郎さんは「最初は10人ほどだったが、回を重ねるごとにお客様に来ていただけるようになりました。ここはぜひ皆さんの力をお借りして落語で伊勢原を含めた周辺エリアを盛り上げたい」と話します。当日は古典落語と新作落語を１本ずつ披露する予定だといいます。

伊勢原小・中沢中・大秦野高校（現秦野総合高校）を経て東海大学へ。高校までは帰宅部。大学で落語研究部に誘われ入部しました。その後、同部ＯＢの春風亭昇太師匠らの新作落語を聞き、落語に魅かれていきました。

30歳を前に「やるなら今しかない」と落語家への道を決意しました。昔昔亭桃太郎師匠に弟子入りを申し込みました。その後、着々と力を付け、２０１６年に「二ツ目」に昇進し、17年には第３回今夜も落語づけ優勝、ＢＳ笑点に出演するなど、真打に向け日々精進を続けています。

出囃子は野球拳。新作落語を中心に寄席は神田や池袋をはじめ、北海道から九州まで全国を飛び回る。1月28日（日）に開催される「第三回伊勢原素人落語大会〜大山詣りのまちで〜」では審査員を務めます。

「伊勢原落語会」の開演は午後２時（１時30分開場）からで木戸銭２０００円。喜太郎さんは「ぜひ多くの方に来ていただきたい。地域のお祭りやイベントなどにも気軽にお声がけいただければありがたい。地域に貢献していきたい」とし、今後の目標を尋ねると「真打昇進を目指して頑張りたい。真打になった暁には地元でお披露目できれば」と力強く語りました。

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