思わず圧倒されてしまう、朱色の大きな鳥居が出迎えてくれる関東三大稲荷の一つ、白笹稲荷神社(しらささいなりじんじゃ)。『食を守り生きる力を再生するお稲荷さん』。
ハイキングコースの途中にあることから、季節問わず休憩とともに参拝に訪れる人も多いスポットです。
心静めて桜愛でる
趣ある境内では、約15本の桜の樹が植えられています。住宅街にひっそり佇む白笹稲荷神社。心静めて桜を観賞することができます。
金運アップ?の鬱金桜と御衣黄桜
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(手前)御衣黄桜と(奥)鬱金桜
神社内に咲いている桜はソメイヨシノのほかに、淡い黄緑色の花を咲かせる鬱金桜(うこん桜)と緑色の花が特徴の御衣黄桜(ぎょいこう桜)を見ることができます。見頃はともに4月中旬です。
境内に設置されている「うこん桜」と「ぎょいこう桜」の解説板
境内では、2品種が寄り添うように咲いています。2本ともに背が高いので、花をアップで撮りたければズーム必須です。以下画像クリックして拡大閲覧できます。
- (手前から)鬱金桜と御衣黄桜
- (左)鬱金桜(右)御衣黄桜
鬱金桜(うこん桜)
まずはこちら、鬱金桜から。
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鬱金桜(うこん桜)
淡い黄緑色の花が咲きます。鬱金桜は、気品漂う黄金色の花を咲かせることから「金運の桜」とも言われています。
御衣黄桜(ぎょいこう桜)
そして、こちら御衣黄桜(ぎょいこう桜)。葉っぱのような緑色をしています。一瞬「あれ?咲いている?」と少し戸惑うほど、見分けがつきにくいので注意深く見てみてください。
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御衣黄桜(ぎょいこう桜)
貴族の衣服の萌黄色のような花を咲かせることからその名前がついたそうです。花弁が赤くなり、緑色の花が咲くというとても貴重な桜です。