災害備蓄品を拡充
堀ノ内町の堀ノ内山ノ手町内会(井理修司会長)は災害時に備え、備蓄品を拡充している。
同町内会は坂の上にあり、崖地に面している住宅もある。地域防災拠点(避難所)は蒔田小学校だが、井理会長は「蒔田小は距離もあるし、坂もあって行きづらい場所にある」とし、町内会館への避難も想定し、備蓄品を揃えようとしている。
一昨年、組み立て式のトイレを購入。安否確認のために、自宅に掲げるタオルのほか、2月には水を貯めるウォーターバッグを購入し、今後、会員へ配布する。高良紀子副会長は「アルミの保温シートなど、災害時に役立つものを揃えたい」という。また、防災倉庫に備品を置くための棚は工務店を営む井理会長が作る”プロ仕様”だ。
会館の敷地には広場のようなスペースもあり、今後、炊き出し訓練も予定している。井理会長は「若い人が増えてきたので、バーベキュー大会を行いたい」と話し、恵まれた環境を生かして活動を広げていく。