馬絹町内会(目代鉄男会長)を中心とした住民らによる落書き消しが3月16日、尻手黒川線・第4梶ヶ谷架道橋下のトンネルで行われた。
3月6日には区道路公園センターの職員が高圧洗浄を実施。この日は同町内会のほか、地域のボランティアを含む総勢61人が、歩道側の壁面約200mを1時間かけてペンキで塗装し、落書きを消去した。手慣れた手つきで作業していた平賀貞雄さん(74)は「いつも気になっていたので、初めてボランティアとして参加した。きれいになってよかった」と話した。目代会長は「多くのボランティアの方のおかげ。地域のつながりも強まった」と話した。
同所での落書き消しの作業は4年ぶり。同町内会の役員たちは「落書きを放置することで犯罪を誘発する恐れがある。二度と描かないようモラルに訴えるしかない」と口をそろえる。
宮前区では、町内会・自治会・ボランティア団体などに対して、落書き消し用の機材の貸与などの支援を行っている。今回の作業は、同制度を利用したもの。