紙芝居作家で演者も務める池田町在住の佐藤まもるさんのライブは5月3日、横須賀文化会館中ホールで開かれる。作品はすべて手作りのオリジナル。自信作という「もったいな〜い」が口癖のばあちゃんが風呂敷包みを持って町へもったいないもの探しに出掛ける、SDGsをテーマにした『ふろしきばぁちゃん』ほか4〜5作品を演じる。
自身が手掛ける作品を「アハハのなかに、ちょっとびっくりやホロリがある」と佐藤さん。世代を超えて受け入れられるつくりとなっており、中高年には懐かしさを、若年層には新鮮な楽しさと驚きを与える。
脚本・作画・演出・出演をすべてひとりで行う紙芝居は総合芸術だ。「観客との掛け合いなど、作品を見る人がいてこそ完成する」と話しており、会場の一体感を「風が流れている状態」と表現。25年間、これを追い求めている。
今回は幕間に手品や歌も入れ、エンタメの要素を高めたパフォーマンスを届ける。時間は午後3時から4時。観覧無料。