旧日本海軍が1921年に整備した「軍港水道」でつながる横須賀市と愛川町にある半原水源地。一般財団法人シティサポートよこすかは先ごろ、100年超の歴史を持ち、2007年まで市民の水道として利用されてきた経緯などを後世に伝えることをめざした日本酒の第2弾を販売開始した。
銘柄は純米酒「よこすか無双龍 桜と楓」=写真。昨年地元の名産品として登場した商品の兄弟酒の位置づけ。それぞれの自治体のシンボル樹木である「オオシマザクラ」(横須賀市)と「かえで」(愛川町)を名前に加えている。
蔵元は同町にある大矢孝酒造株式会社。精米歩合75%で徳島県産山田錦を100%使用している。アルコール分15度。
価格は四合瓶で1800円(税抜)。若松町の酒販店「ヒトモト」で販売しているほか、大矢部の「うな萩」、坂本町の「立花」などの飲食店で味わうことができる。