参加費無料・先着15人
記憶力や判断力の低下によって孤立しがちな認知症の高齢者やその家族などを対象とした参加費無料の「対策セミナー」が、6月18日(火)を皮切りに計3回、それぞれ異なるテーマで行われる。主催はNPO法人「神奈川県相続成年後見協会」(協力・株式会社ガイアフィールド)。同協会の高島俊一理事長や地元で行政書士として活躍する田代さとみ氏を講師に迎え、認知症を抱える人の残存能力を生かしながら生活を継続していくために周囲ができる支援等についてレクチャーする。
6月から計3回実施
「母が認知症かもしれない…」という人や「実家の老朽化が激しく、一人暮らしの親が心配」、さらには「年配の母に代わって実家の売却をしたいけれど、認知症が理由で契約ができないの?」といった不安や悩みを解消するこのセミナー。
初回(6月18日(火))のテーマは「意外と知らない遺言書のこと」。また2回目(7月17日(水))は「家族信託って何?」、さらに3回目(8月20日(火))には「認知症になる前に知っておく相続対策」と、異なる3つの題材を基に、前出の専門家が役立つノウハウを提供してくれる。開催時間はすべて10時から約2時間で、定員は各回ごとに先着15人限定。主催者は「認知症対策は親子で考える事が大切。残す側、残される側で備える場にしてもらえれば」と話し、広く参加を呼び掛けている。予約は専用フォームから。