【連載31】ちょっと役立つ口腔と歯の話:テーマ「学校歯科検診の意義」横浜市旭区・ふたまたがわ歯科口腔外科

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【連載31】ちょっと役立つ口腔と歯の話:テーマ「学校歯科検診の意義」横浜市旭区・ふたまたがわ歯科口腔外科

この連載は月1回、「ふたまたがわ歯科口腔外科」の中谷逸希院長が気になるお口のあれこれについてわかりやすく解説してくれるコーナーです

今回は、読者の皆様もご経験がある学校歯科検診についてお話します。

横浜市立の小学校・中学校・高等学校・中高一貫教育校・義務教育学校・特別支援学校では、歯科検診を学校保健安全法に基づき毎年6月頃に定期的に実施することが定められています。横浜市では旭区歯科医師会、横浜市歯科医師会に所属する歯科医師が、年間を通して子どもの健康をお口から守るお手伝いをしています。

検診では、むし歯などの歯や口腔の異常がないかをチェックするとともに【1】歯垢の付着状況【2】歯肉の状態【3】顎関節【4】歯並び、かみ合わせの診査が主に行われます。検診後に精密な検査や治療が必要と判断されたら、歯科へ受診するように学校から書面で通知されます。

ただ、学校検診で指摘されなかったからといって全く安心できるものではありません。検診はあくまで異常がないかどうかの「ふるい分け」です。確定的な診断を行うものではなく、多数の中から「特定の病気、疾患の疑いがある人」を早期に発見するためのものです。検診で問題無しとなっても、設備の整った歯科医院では、むし歯などの異常が発見されることは多々あります。口内の健康を維持していくために、学校検診以外でも定期的な歯科受診をするようにしましょう。

私自身も近隣の学校医を務めています。今後も地域の子どもたちの歯と口の健康づくりに貢献していきます。

住所

神奈川県横浜市旭区二俣川2丁目50−14 コプレ二俣川 7F

問い合わせ

ふたまたがわ歯科口腔外科

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公開日:2024-06-03

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