小網代湾で水揚げされたカキの試食会が2024年5月28日、小網代会館で開かれた。漁師の妻ら関係者約30人が出席し、焼き・蒸し調理された濃厚な味に舌鼓を打った=写真。
地元漁業者は新たな収入源を確保すべく、2023年末から湾内でカキ養殖に挑戦してきた。稚貝から育て、5月上旬には体長約10cm、重さ約100gに成長したほか、無毒であることも確認された。
みうら漁協、三浦市、油壺観光企業組合でつくる「みうら小網代湾オイスター共同体」も、このほど発足。県の委託事業として事業申請している段階で、許可が下りれば補助金を使い、稚貝を500個から1万個以上に増やし、2026年5月に出荷したい考えだ。