成長できる職場で、環境や社会に貢献～イースタン技研株式会社（大和市福田）

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　社会のデジタル化が進む中、ていねいな仕事とたしかな技術を掛け合わせ、国内有数の「ものづくり企業」の本社が大和市福田にあります。イースタン技研株式会社（河西敦博代表取締役社長）です。

◆取引き実績は8,000社以上

　同社は1970年に設立されました。主に放電加工用電極、精密機械装置、電気接点、プレス金型の設計・製造などを行い、工作機械用フィルタや省力化機械などの開発も手掛けています。

　こう聞くとあまり身近には感じられず「よくわからない」という方もいるかも知れません。ですが、自動車・半導体・医療機器・家電製品に至るまで、私たちの暮らしのまわりには同社が手がけた部品や装置が多く供給されているのです。創業から半世紀以上が経過した今、全国に19カ所の販売拠点を有し、実に8,000社以上のものづくり企業と取り引きを行っています。

◆同社の基本方針

　同社は「工販一体」「複合技術」を基本方針として掲げています。

　工販一体とは「お客様のニーズに対し、技術とサービスで応えるため工場（開発技術・製造・設備）と営業部門（全国の販売網）が一体となり、責任ある姿勢で取り組む」という理念を指します。

　複合技術は「機械加工、放電加工、機械・装置、電気制御、粉末冶金、新素材、金属化学、情報技術など、幅広い技術を習得、集積して開発技術を行い、お客様のニーズにお応えする」という創業以来変わらぬ同社の指針となっています。

会議に臨む同社スタッフの皆さん

◆人材育成に注力

　このように同社では、複数の領域が横断的に結集し、さらに営業や経理部門にいたるまで、様々な業種が一堂に会している点が同社の特徴でもあります。そのため、同社では特定の分野に精通するだけでなく、社内にある種々のセクションで活躍できる人材の育成に力を入れています。

　個人の適性や能力に応じた人員配置はもとより、個々人のその時々の家庭環境や健康面といった事情に配慮し、「ほかの部署に挑戦してみたい」といった本人のやる気も尊重しています。

代官工場で働くスタッフの皆さん

◆地域の安定雇用に貢献

　国際的な取り組みである「SDGs」（持続可能な開発目標）の推進にも力を入れています。目標8に掲げられた「働きがいも経済成長も」にあるように、同社では大和市内をはじめ地域の安定雇用にも注力し、正社員やパートタイムなど雇用形態に関わらず、「ものづくり」に携わる担い手を広く募集しています。同社にとって人材は「人財」。次の半世紀も、同社ではものづくりだけでなく、人づくりにも力を尽くしていきます。