茅ヶ崎市とハワイ州ホノルル市・郡が今年10月に姉妹都市友好協定締結から10周年を迎えるのを記念し、茅ヶ崎市役所前に「ALOHA」をかたどったモニュメントが誕生した。7月26日に除幕式が行われ、来場者に披露された。
モニュメントは、前幅702cm×奥行91cm×高さ170cmの木造作品。寄贈した茅ヶ崎管工事業協同組合が、協定締結10周年について知ったのを機に、「市民にとって記念に残るものをつくろう」と製作した。両市が今後も交流を育み、世代を超えてつながっていくことへの願いが込められているという。
除幕式では、今年3月にホノルルへと派遣された「レインボーキッズ」の小学生4人のほか、多くの来賓が出席。同協同組合の中内靖修理事長が「友好の象徴として、たくさんの人が訪れるようなスポットになれば」とあいさつ。佐藤光市長は「このモニュメントがホノルル市・郡との友好関係が今後10年、20年と続いていくための契機となってほしい」と期待を寄せた。
茅ヶ崎市とホノルルの友好関係をめぐっては、2003年に茅ヶ崎商工会議所で「茅ヶ崎アロハ委員会」が設立され、「アロハビズ」が始まったほか、04年にはアロハマーケットが初開催。観光協会、商工会議所、同委員会からも姉妹都市提携を求める要望書が市に提出され、14年10月、ホノルルで両市長が協定書に調印している。