宮前区全町内・自治会連合会(持田和夫会長)が12月13日、学習会を宮前区役所4階大会議室で開催した。
宮前区内の町内会や自治会の関係者の交流を兼ねて行われている年2回の学習会。今回は、川崎市危機管理本部危機管理部長の大村誠さんが「地域における防災」をテーマに講演。大村さんは集まった約60人の会長を前に、「トイレの備蓄は必須だ」など、能登半島地震などの被災地を視察した経験から、豪雨時の浸水状況予測や震災時の対応について解説した。
各種表彰の紹介のほか、「民生児童委員の一斉改選」「空き家の利活用・予防」「新ミュージアムの状況」「大相撲川崎場所」など、行政からの情報も共有された。
持田会長は「学習会は地域の課題解決のため実施している。大きな災害はいつ起きるかわからない。講演で学んだことを各エリアで生かしてほしい」と述べた。