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06.【皮膚科】医療業界が抱える「直美」 「未熟な技術や倫理の偏り、懸念」【二俣川駅前皮ふ科@横浜市旭区】

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06.【皮膚科】医療業界が抱える「直美」 「未熟な技術や倫理の偏り、懸念」【二俣川駅前皮ふ科@横浜市旭区】
落ち着いた雰囲気の院内

日本の医療業界で近年話題になっている「直美(ちょくび)」。医師のキャリアパスに関する用語で、初期臨床研修を修了後、主に美容医療に進む医師を意味する。その問題点や市民が気を付けるべき点などについて、二俣川駅前皮ふ科の稲川紀章院長に話を訊いた。

医師免許の取得後は通常、2年の初期臨床研修を経て専門とする診療科の後期臨床研修に進む。「直美」の場合、後期臨床研修を受けずに美容外科や美容皮膚科などのクリニックに務める。

後期臨床研修を受けていないことによる懸念点の一つが、技術や知識、倫理観の偏りだという。大学病院や地域の中核病院で皮膚科診療に長年携わってきた稲川院長は、「2年間の研修で外科的な処置が一人前にできるはずがない。未熟な技術や倫理観により、患者さんに迷惑が及ぶことが心配です」と憂慮する。

「見定める目を」

「皮膚科専門医や形成外科専門医の資格が全てではありませんが、専門医レベルの知識と技術を身に付けている医師を見定めることが大切」と稲川院長。手術の合併症に関する十分な説明や、合併症に自院で対応できる技術の有無に注意を払って欲しいという。インスタグラムなどSNSについても、「成功例のみ発信しているケースも要注意です」と説明する。

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神奈川県横浜市旭区 コプレ二俣川

問い合わせ

二俣川駅前皮ふ科

電話

045-367-1700

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公開日:2025-02-27

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