「恩曽川をきれいにする会」が4月5日、厚木市内を流れる恩曽川で色とりどりの鯉のぼり250匹を掲揚し、道行く人々の目を楽しませている。
同会では年間を通して恩曽川の美化清掃やホタル観賞会、イルミネーションなどを実施。東京農業大学厚木キャンパスの学生らと共同で、小学生を対象にした水の透視度や水生生物生息状況などの自然観察調査も行っている。
鯉のぼりは家庭で不要になったものなどを市民から譲り受け、2012年から掲揚を続けている。現在では季節を感じる恒例行事として、地域住民に親しまれている。
当日は朝9時頃から同会の会員30人が集まり、200mにわたり川をまたぐようにして鯉のぼりを設置。作業を見守る家族連れからは、大きな鯉のぼりが風にたなびくたびに歓声が上がった。
こいのぼりは5月6日(火)まで設置される予定。