伊勢原市商工会青年部による「大納涼まつり」(荻野貴文実行委員長)が、2025年も情熱を込めて開催されます。第49回目を迎える今回は、7月26日(土)・27日(日)の2日間、伊勢原大神宮(伊勢原3丁目8−1)を会場に伊勢原の夏を彩る。
大納涼まつりは、毎年3000人が来場する伊勢原の一大イベント。2025年のテーマは「映え!─ハレとケとバエ─」。
荻野実行委員長は「非日常の『ハレ』は、日常の『ケ』があってこそ輝く。日々の活動が『映え』ているからこそ、この特別な祭りが『映える』。この『映え』をお祭りに凝縮し、関わるすべての人と場所の魅力を最大限に引き出したい」と、熱い思いを語ります。
このまつりでは、単なるSNS映えに終わらず、地域文化の深遠な文脈に根差した「映え」を追求する。「参加者、出店者、出演者、そして運営者一人ひとりが、今よりもっと『映えて』ほしい。その強い願いを胸に、準備に全身全霊を注いでいる」といいます。
会場の演出にもこだわりが光ります。エントランスには提灯のトンネルが設置される予定で、来場者を非日常の世界へと誘います。飲食物にも「映え」の要素を取り入れ、カラフルなチュロスなど、目にも楽しいメニューが会場を彩るといいます。
ステージでは「やもとなおこ」「永澤蒼.」をはじめ、和太鼓、ダンスチームなど地元アーティストが出演。さらに、都内を中心に活躍する「AREi& otococo」の独創的なアート&ダンスパフォーマンスや「Slingshot Million2」の圧巻のライブが繰り広げられます。
さらに、次世代を担う学生たちとの共創も実現します。産業能率大学の学生による伊勢原プロモーションプロジェクトIPP246が、イベントの合間にも新たな試みを企画。若者の斬新な視点を取り入れます。
荻野実行委員長は、伊勢原の建築設計事務所への入社を機に、7年前に青年部へと飛び込みました。まちづくりを学んだ学生時代の経験を原点に、「自分が心から楽しめるからこそ、まちづくりに情熱を注ぐ」という信念のもと、活動を続けています。「この夏、大納涼まつりで『BAE』を体感し、自己肯定感を高め、地域全体で一体となって盛り上がる、情熱の祭典に」とまつりへの来場を呼び掛けています。