笑顔を引き出し3千食 開始2年半で節目迎える
2022年末から県営阿久和団地のぽかぽかプラザ=瀬谷区阿久和南=で続けられている「横浜瀬谷こども食堂こころ」。7月9日に食事の提供数が3000食を突破した。
運営者は区民有志によるボランティアグループ「横浜瀬谷こども食堂こころ」(相原和行代表)。毎月2回、手作りの食事を提供しており、子どもは無料で利用できる。協賛している地域の企業や組織、個人などは約90にも及ぶ。昨年夏に2000食を突破していた。
9日のメニューは「暑さに負けないで」との思いからスタミナ丼と、ニラともやしのスープ。夕方5時の開始直後から子どもたちが続々と訪れ、入場待ちが出るほどの盛況ぶりだった。

子どもから大人まで、多くの人が訪れる
3000食目の食事を食べた両角心愛(もろずみここあ)さん(小学校5年生)は、「友達と一緒に美味しいご飯を食べられる。これからも続いて欲しいです」と笑顔で話した。副代表の佐藤康さんは「地域の方々から必要とされていて嬉しい」とコメント。「子どもたちの笑顔や『美味しい』という言葉が励み。お腹が空いたら、ぜひ食べに来てください」と話していた。
次回は7月28日(月)で、午後5時から6時30分(6時に注文受付終了)。子ども無料、18歳以上300円。問い合わせは佐藤さん【携帯電話】090・8500・5070。