真鶴町を巡りながらクイズに挑戦するウォークイベント「第一回真鶴検定」が、9月1日から11月30日(日)まで開催されている。主催は東日本旅客鉄道(株)横浜支社。
同検定は町の魅力を歩いて体感してもらうことを目的に、真鶴駅の駅員が考案。これまでも地域と連携し、観光客向けの町歩きイベントを開催してきたが、「真鶴のより深い魅力を知ってほしい」との思いから、今回初めて企画した。
問題は町の観光ボランティアと共同で作成。全25問で、歴史や文化にまつわる問題のほか、観光名所の別名や、地元店舗の愛称なども出題されている。解答はマークシート方式。現地を訪れて答えを見つける「町歩き問題」と、インターネットや町民との会話からヒントを得る「知識問題」で構成されている。
受験料は無料で、真鶴駅まで東海道線を利用することが参加条件。同駅の改札窓口で問題用紙が配布され、解答を提出すると採点が行われる。正解数に応じ認定級(1〜3級)が設けられており、受験後は認定証と特典が手渡される。
初日から約2週間で観光客を中心に50人以上が解答し、そのうち約3分の1が1級に認定されたという。
同駅の石田亮太さんは「町並みや風景が真鶴の誇り。町民との触れ合いや町歩きを通して、町の魅力を発見してほしい」と参加を呼び掛けている。