子どもたちが仕事を含む一連のまちづくりを体験できるイベントが11月8日(土)・9日(日)、大規模屋外イベント「さがみはらフェスタ」内の企画として開催される。会場は相模総合補給廠一部返還地。小学生から中学生までが無料で参加できる。
子どもたちの仕事の選択肢を広げ、地域への愛着を育むことを目的に学生団体「ヒヤクキチ」が企画・運営する。昨年市内で初開催し、好評を得ていた。2回目となる今回は2000人ほどの参加を見込む。
当日は「マーブルタウン」と名付けられた20メートル×60メートルほどのエリア内に子どものみが入ることができ、警察官や市役所職員、裁判官、銀行員、記者、お笑い芸人など20以上の職業の中から仕事を選ぶ。納税義務や国王選挙があり、国王に選ばれた子どもは税金の使いみちを決め、まちをよくするための施策をさまざまな主体と連携しながら実行するなど、本格的なまちづくりを体験することができる。
企画の責任者を務める大学2年生の松田こころさんによると、イベント運営では地元企業との連携などにより地域性を出すことにこだわっているという。銀行や記者などの職業体験には紙幣や新聞の台紙の印刷に地元企業が関わる。
松田さんは「子どもたちが学校で苦手なことや、やってみたい仕事に挑戦できる場にしたい」と話している。
参加には当日申し込みも可能だが事前申し込みを推奨。










