茅ヶ崎駅南口、雄三通りを海へ向かって歩くと見えてくる、洗練された佇まいの「TeaLife+(ティーライフプラス)」。静岡県島田市に本社を置く健康食品の大手企業「ティーライフ」が、昨年10月にオープンした実店舗の舞台として選んだのは、ここ茅ヶ崎でした。
なぜ、お茶の会社が茅ヶ崎で「マグロ」と「ワイン」を提案するのか? 担当者の生駒 矯(いこま たけし)さんに、この街に惚れ込んだ理由と、食を通じた新しいライフスタイルについて伺いました。

担当者の生駒さん(左)とスタッフの箕輪さん(右)
なぜ「茅ヶ崎」だったのか? 街の空気がブランドと共鳴した理由
—— ティーライフが茅ヶ崎に実店舗を構えた最大の決め手は何ですか?
生駒さん:ティーライフは、お客様が人生100年時代を楽しく健康的に過ごすことをお手伝いする、ウェルネス&ライフサポート企業です。これまで主に高齢者層向けにEC中心の販売を行ってきましたが、次世代を担う30代、40代にもぜひこの魅力を届けたいということで実店舗の開設を検討しました。
当社は静岡が拠点ですが、自分を含めスタッフの多くが茅ヶ崎と関わりが深かったというのが決め手です。また、茅ヶ崎の持つ自由で健康的な気質が、私たちが目指すブランド像と親和性があると感じたことも理由のひとつです。私自身、現在は6年ほど茅ヶ崎に住んでおり、湘南エリアはもう18年になりますが、茅ヶ崎には「自分らしく、心身ともに健康的な生活を楽しむ」という空気が自然に流れていますね。

オープニングの様子。マグロとワインのネオンサインが目印です。
マグロ×ルイボスワイン。茅ヶ崎の「食」をアップデートする意外な組合せ
—— お茶や健康食品のイメージが強いティーライフさんですが、店頭に並ぶのは「マグロ」と「ルイボスワイン」。このラインナップを選んだ理由を教えてください。
生駒さん:実は茅ヶ崎の縁で、豊洲市場で200年以上の歴史を持つ老舗マグロ問屋とつながる機会に恵まれました。豊洲から直送される国産のクロマグロを柵で販売しています。高級飲食店などでしか味わえない、流通量の限られた希少な本マグロを、より多くの方にお楽しみいただけるよう適正かつリーズナブルな価格でご提供しています。

マグロは豊洲直送の問屋から届いたものを店舗で柵切りしています
また、ルイボスワインはルイボスティーに比べるとまだ知名度が低いのですが、感度の高い茅ヶ崎の方にお届けすることで新しい食文化を提案したいと考えて選びました。通常ワインには酸化防止剤として亜硫酸塩等が添加されておりますが、ルイボスワインは南アフリカの植物であるルイボスの持つ抗酸化作用をうまく利用し、化学物質不使用を実現しています。

ルイボスワインはボトルだけでなく缶入りの飲み切りサイズも人気だそう
—— 実際にこの街で活動してみて、茅ヶ崎の「食」についてどう感じていますか?
生駒さん: 大手チェーンではなく個性が光る「レベルの高い個人店」がひしめいているのがこの街の魅力だと思います。市内の飲食店への卸売りも始めていますが、プロの方々からも高い評価をいただいており、健康的なルイボスワインが、茅ヶ崎の美味しい料理の名脇役として広がっている手応えを感じています。当店で提案しているマグロとワインのマリアージュも茅ヶ崎の豊かな食文化の一環として食卓の定番になったら嬉しいです。

茅ヶ崎の未来へ:食と健康のアップデート
—— 生駒さんはご自身も移住されてきたとのことですが、改めてこの街の印象はいかがですか?
生駒さん: やはり、海が日常にある距離感は格別ですね。私自身もサーフィンをしますが、波の音や風を感じながら暮らす時間は、何物にも代えがたい魅力です。また、人と人のつながりが温かい。この街には、外から来た人を自然に受け入れてくれる特有の包容力があると感じます。
—— アパレルやスポーツ業界を経て、現在は「食」という新たな領域に挑戦されていますね。
生駒さん: アパレルやスポーツも、人生を豊かにする素晴らしい仕事でした。ただ、縁あってティーライフと出会い、いままでに体験していない食関連の仕事は、自分の仕事が誰かの健康がつながっていると思うと今までと違うやりがいを感じますね。今後は、ティーライフが提案するルイボスワインとマグロのマリアージュを茅ヶ崎の人に楽しんでもらいながら、この街の健康的なライフスタイルを支える一助になれればと考えています。

店内にはマグロとワインだけでなく、全国から取り寄せた健康志向の食品類も並んでいます
ティーライフの進出は、単なる企業の店舗展開ではなく、茅ヶ崎のポテンシャルへのリスペクトから始まったものでした。ルイボスワインとマグロという新たな組み合わせがこの街の自由で健康的なライフスタイルに、さらなる彩りを添えていくことでしょう。

















