各国の食虫植物を紹介する「世界の食虫植物展」が、箱根湿生花園(仙石原)で開かれている。2026年8月31日(月)まで。世界各地に分布する約100種700点を展示。厳しい環境下で虫を捕るために進化を遂げた独自の形状を見比べることができる。
湿地帯や砂地などで生きる食虫植物は、虫を捕らえて消化吸収することで足りない養分を補う生態を持つ。会場には、とげのある葉を素早く閉じて虫を挟む北米原産の「ハエトリグサ」や、甘い蜜で虫を誘い壺状の袋に落とす東南アジア周辺の「ウツボカズラ」、葉のせん毛や粘液で虫を吸着する「モウセンゴケ」など、ユニークな方法で虫を捕らえる食虫植物が並んでいる。
2026年で45回目となる箱根湿生花園の恒例イベントで、展示を担当して15年ほどという学芸員の松江大輔さんは、自生地の環境を再現しようと過去にはメキシコやマレーシアに足を運んだこともあるという。「ハエトリグサを群生させて山のようにしたり、モウセンゴケでカーペットを作ったりと、食虫植物を育てている人が夢見るような展示を楽しんで」と話す。
お問い合わせは、箱根湿生花園【電話】0460・84・7293へ。












