横須賀市長坂の高台にある「おおぐすバナナ園」で2026年8月末、初のバナナ収穫が行われた。
育てたのは横須賀市秋谷在住で、バナナをモチーフにした陶芸作品を手がける「バナナアーティスト」の笠谷耕二さん。2026年5月から栽培に着手していた。
こだわったのは肥料や暖房を使わない「無加温栽培」。水やりや窓の開閉などの温度管理のみで生育を促す手法だ。すべてが手探りの状態から始めたが、県内のバナナ農家から助言をもらいながら、約 4カ月間大切に育ててきた。
品種は背丈が低くハウス内で育てやすい「ドワーフナムワ」で、「バナナの王様」と称されている。年間の日照時間が安定している横須賀の気候は、光合成が欠かせないバナナの生育に最適だという。初収穫を迎えた笠谷さんは「想像以上の出来栄え」と笑顔を見せた。
今シーズンは約700本の収穫を見込んでおり、「おおぐすバナナ」として近隣商業施設などで販売を検討している。今後も栽培を継続していく方向で、実際のバナナとアート作品の両方で魅力を発信していく。











