海がある。おいしいお店がある。街を歩けば顔見知りが増えていく。そして、暮らしている人がこの街を好きだと感じている――。普段何気なく感じている茅ヶ崎の魅力を「数字」から見てみると、どんな街の姿が見えてくるのでしょうか。
株式会社リクルートは2026年9月、「SUUMO住み続けたい街ランキング2026 首都圏版」を発表しました。
調査対象は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県に住む20歳以上の男女。1次調査では25万1,356人に現在住んでいる街への継続居住意向を尋ね、2次調査では4万8,961人を対象に、買い物、飲食店、人とのつながり、街への愛着など、実際に暮らして感じる「街の魅力」を調査しています。
自治体では、1次調査で30人以上の回答が得られた279自治体が「住み続けたい街」のランキング対象となっています。
「住み続けたい街」茅ヶ崎市は首都圏25位
まず、「住み続けたい街(自治体)」の総合ランキングを見ると、茅ヶ崎市は首都圏25位。2024年の23位から2つ順位を下げました。一方、神奈川県内では7位。こちらは2024年の8位から一つ順位を上げています。人口20万人以上の自治体に絞ったランキングでは15位でした。総合順位だけを見ると「25位」ですが、この調査の面白いところは、さらに細かく「街の魅力」を見られること。人口20万人以上の自治体部門で、茅ヶ崎市がTOP10に入った項目をすべて拾ってみました。

茅ヶ崎市がTOP10に入った「街の魅力」を見てみよう
| 街の魅力 | 順位 |
|---|---|
| 地域に顔見知りや知り合いができやすい | 1位 |
| 地域の食文化を楽しめる(地元食材や地酒・地ビールなど) | 1位 |
| 水が綺麗で美味しい | 4位 |
| 街の住民がその街のことを好きそう | 4位 |
| メディアによく取り上げられて有名である | 5位 |
| 自然が豊富(山や海、森、川など) | 6位 |
| 人からうらやましがられる | 7位 |
| 雰囲気やセンスのいい飲食店や個人商店がある | 8位 |
| この街らしさに愛着を持てる | 8位 |
| この街には自分のお気に入りの場所や風景がある | 9位 |
| この街で暮らしていると、生きがいを感じる | 9位 |
※「SUUMO住み続けたい街ランキング2026 首都圏版」(株式会社リクルート)より。
こうして見ると、茅ヶ崎の特徴として浮かび上がってくるのが、「食」「人とのつながり」「街への愛着」です。
「美味しい街」首都圏6位。食文化は1位!
まず注目したいのが「食」です。2026年に初めて発表された「美味しい街(自治体)ランキング」で、茅ヶ崎市は首都圏6位。神奈川県では横浜市西区、横浜市中区に続く3位に入りました。「美味しい街」は、有名店や飲食店の数を比べたランキングではありません。
「魅力的な商店街がある」「雰囲気やセンスのいい飲食店や個人商店がある」「コストパフォーマンスがよい飲食店や個人商店がある」「水が綺麗で美味しい」「地域の食文化を楽しめる」という5項目について、実際に暮らす人の評価をもとに算出されています。
さらに人口20万人以上の自治体部門では、茅ヶ崎市は「地域の食文化を楽しめる」で1位。「水が綺麗で美味しい」は4位、「雰囲気やセンスのいい飲食店や個人商店がある」は8位です。つまり、「おいしい店がある」だけではなく、その街ならではの食を日常の中で楽しめることが、高く評価されている点が特徴的です。

「顔見知りができやすい」も1位
そして、食文化と並んで1位になったのが、「地域に顔見知りや知り合いができやすい」です。
人口20万人を超える都市でありながら、「顔見知りができやすい」という評価が最も高い――。これは、茅ヶ崎という街を考える上で興味深い結果ではないでしょうか。お店を利用する、地域の催しに出かける、いつもの場所で同じ人と顔を合わせる。そんな日々の小さな接点から、「あの人、前にも会ったな」「また会いましたね」と、人とのつながりが生まれていく。ランキングの数字からは、街の大きさとは別の、人と人との距離の近さが見えてきます。

「この街を好きそう」4位。数字にも表れた“ちがすき”
もう一つ、今回のランキングで特に目を引くのが、街への愛着に関する項目がいくつもTOP10に入っていることです。「街の住民がその街のことを好きそう」は4位。さらに、「この街らしさに愛着を持てる」が8位、「この街には自分のお気に入りの場所や風景がある」が9位、「この街で暮らしていると、生きがいを感じる」も9位でした。
「街が好き」「街らしさに愛着がある」「お気に入りの場所がある」「暮らすことに生きがいを感じる」といった項目がそろって上位に入っていることから、茅ヶ崎では街そのものへの愛着が比較的強く表れていると見ることができそうです。
「茅ヶ崎が好き」といっても、その理由は人それぞれ。有名な場所だけではなく、いつもの景色、よく行く店、顔見知りのいる場所など、暮らしの中にそれぞれの「好き」がある。サイト名でもある「ちがすき」が、ランキングの数字にも表れているようです。

外から見た茅ヶ崎にも高い評価
一方、外から見える街のイメージに近い項目でも、茅ヶ崎市は上位に入っています。「メディアによく取り上げられて有名である」は5位、「人からうらやましがられる」は7位です。外から見た知名度やイメージがある一方で、実際に暮らしている人からは「顔見知りができやすい」「街が好き」「お気に入りの場所がある」と評価されている。外から見ても魅力を感じ、住んでからも愛着を持てる。この両方がランキングに表れていることも、茅ヶ崎の特徴といえそうです。

順位をひも解くと見えてくる「茅ヶ崎らしさ」
「住み続けたい街」は首都圏25位。「美味しい街」は首都圏6位。さらに細かく見ると、「地域の食文化」と「顔見知りができやすい」は1位。「街の住民がその街のことを好きそう」は4位。ランキングは、街の魅力を決める絶対的な物差しではありません。
でも「何位だったか」だけではなく、一つひとつの項目をひも解いてみると、食を楽しみ、人とつながり、自分の街に愛着を持つという、茅ヶ崎の日常が浮かび上がってきます。普段は当たり前に感じている景色や時間も、ランキングをきっかけに改めて見つめてみると、また新しい「ちがすき」が見つかるかもしれません。
あなたが好きな茅ヶ崎は、どんなところですか?
※出典:「SUUMO住み続けたい街ランキング2026 首都圏版」(株式会社リクルート調べ)


















